多胎児会に参加させてもらいました👶👶
- heart.c
- 2020年12月11日
- 読了時間: 6分
更新日:2022年1月21日
多胎児ということばをあまり聞きなれない方もおられるかもしれませんが
双子ちゃんや三つ子ちゃんなどのことです👶
今回雲南市が主催となって、
これから多胎児さんに向けたケアやつながり、理解を深めるための集まりをされることになりました。
出雲市や、松江市にはすでに多胎児会やコミュニティがあるようですが、
雲南市にはまだそういったものがないことなどから
今回の集まりを機に広げていくための準備段階のような会を、加茂の支援センターで開かることになりました。
ありがたいことに私も参加させていただけることになり、
今回気づいたことや感じたことを一人でも多くの方に知っていただくことで
多胎児さんへの理解が広がるといいなという思いから、許可をいただいて書かせてもらうことにしました。
雲南市でもここ5年で双子ちゃんの数が増えていることから
多胎児さんやそのお母さんや家族、子育てについての注目が高まっているように感じています。
今回、雲南市や出雲市で双子ちゃんの子育てをされているお母さんが何人かいらっしゃっていて
双子の子育ての嬉しかったことや大変だったことの話を聞かせてもらいました。
また、どんなサポートがあるといいかなど、具体的な話をされていました。
わたしは身近に多胎児さんがいなかったことなどから、
どういった場面でとくに大変な思いをされているかなどあまり知りませんでした。
身近に双子ちゃんはいなかったのですが、
同学年にきょうだいがいることを羨ましく思ったり、
何をするにも一緒にできて楽しそうだと思っていました。
あと子育てをするようになってから見た双子ちゃんは、お揃いの服がとにかく倍に可愛く見えるなぁと思っていました❣️
もちろん、育てていく上では
ひとりでもぴーぴー言ってるわたしより
はるかに大変なことも多いだろうと思っていましたが、
話を聞く中で、想像以上だと感じたのは、移動の手間についてでした。
赤ちゃん一人でも荷物が多く大変だと感じたことがありますが、
双子ちゃんの場合はそれが2倍になるということだけでなく、
住んでいるところが2階にあったりすると、
家に着いてから赤ちゃんを一人ずつ部屋に連れて行くので、
どちらかか、どちらも泣いている間に戻ってまた一人を部屋に連れていき、
そして荷物を運んで、最後に車を移動するという4回にわたって往復するという大変さにおどろきました。
雨の日もあり、風の日もあり、毎回そうやって移動のたびに倍のことをされているんだと知りました!
それから、寝かしつけについては
やはり一人が寝て、
普通だったらそこでお母さんも休憩できるというところに、
もう一人寝かしつけないといけない大変さがあり、
その間にまた一人が起きてしまうかもしれないというハラハラした気持ちも倍になります。
赤ちゃんが一人いても休む時間がしっかりとれないうえに、さらにもう一人赤ちゃんをみていないといけないので、休む時間はさらに減ってしまいます。
お風呂も、わたしもあたまを悩ませていた部分ですが
とくに冬場はどう頑張っても、自分か赤ちゃんが少し寒い思いをしないといけなかったりして、その人数が増える分寒い時間も長くなるので工夫が必要かもしれません
一人でうまくされている方もいらっしゃるかもしれませんが、旦那なり、身近な方の協力がないと難しい部分で、
双子ちゃんとゆっくりお風呂に入るということは、きっとまだまだ先の話なんだろうなと思いました。
私もとくに、お風呂の時間は一番のリラックスの時間で一日の疲れや出来事をぼーっとお風呂に浸かっている間に癒すことが何よりも楽しみでした。
それが、出産した後はお風呂は行水が当たり前で、お湯をためて入るにもリラックスするどころではなく、いつもこどものことを見ていないといけないように感じていました。
シャンプーの間も目を離さないように気を張っておられるお母さんもおられるんじゃないかと思います(;^_^A
今回の回を通して、私が思っていた双子というイメージが少し変わりました。
双子は、一卵性、二卵性、いろいろありますが、
自分の中での双子のイメージは、同じ赤ちゃんが二人いるというイメージで、
よく似たこどもが二人いる、仲良く一緒にいるという感じでした。
たまにテレビに出ている双子の方が同時にしゃべったり、同じリアクションをしたりするように、双子ってどこか似ていて、つながっているので、同じように泣いたり、笑ったり、同じように寝たりするような都合のいいイメージがありました。
でも、今回話を聞いて、双子といっても、まったく違う赤ちゃんが二人いて、同時に産んだというだけで、別の人間なのでこっちの都合よく同時になにかをしていてくれることはなさそうです。
なかには、ほんとうによく似た赤ちゃんもいるかもしれませんが、多分いてもまれで、
泣くことも、寝ることも、起きることも別な二人の赤ちゃんを、いきなり同時に世話をしてくださいと言われたら、わたしはすんなりと受け入れることができないかもしれません。
それを、授かったときからずっと二人分気にかけ、二人分の世話をされているお母さんは本当にすごいです!!
体重の増え方や、授乳のタイミング、離乳食の進み具合も違うこともおっしゃっていて、
双子と言ってもどちらかというと個性の違うきょうだいを同時に二人産んで育てるというイメージの方があっているような気がします。
今後、ハートカドルの付き添いに関して、多胎児さん向けの内容も考えていきたいと思っています。
ですが、ひとりを見ることはできても、ふたりを見てくださいと言われると難しいというのが現実のところです。
あくまでも負担を軽減するというところになりますが、なにか考えていけたらと思います。
それを、生まれた時からずっと二人分されているお母さんは本当にすごいと思います。
多胎児さんの子育てだけでなく、
1人目の子育てや、きょうだいがおられる方もそうですが
大変な時期を過ぎると、必ずそんな時期もあったと振り返られるような時がやってくると思います。
わたしもこどもが3歳を過ぎて、だいぶ穏やかに過ごせる日が増えました。
多胎児さんの大変さの他にも、体力的な部分や、環境、考え方などの個性などによって、子育ての大変さは人それぞれだと思います。
もちろん子育ては大変なことばかりではなく、子供の成長や楽しい思い出もたくさん増えていきますが、
そうした時間の中で、少しでも負担を減らして、楽しい思い出やいい時間を増やしていけるように
準備できることは準備をしておいたり
出来ないことを人にお願いしてみたり、利用できるサービスも増えていくといいなと今回の会を通して思いました。
最後になりましたが、今回の集まりを機に雲南市でも多胎児さんのLINEグループができたそうです。
現在多胎児さんを妊娠中の方、育児中の方など気になった方がおられたら、私の方からもご紹介いたします。
これからも色んなつながりやコミュニティが増えていくといいなと思っています。
参加させていただき、ありがとうございました。
Comments