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寄り添うサービス

  • 執筆者の写真: heart.c
    heart.c
  • 6月25日
  • 読了時間: 8分

ここにきて、

7年目を迎えて、


ようやく書けそうだと思うことがあります


わたしがこの事業をはじめる1番の原動力になった出来事を

知ってもらいたいような、

触れない方がいいような


どう表現するか悩んできました



誤解を招くようなことは


できる限り避けておきたいので


書かずにきました



でも、とくにこの1、2年


色々な方との出会いで

本当は伝えたいことを書くために背中を押してもらった気がしていて


私も伝えてもいいかもしれないと思うようになりました


センシティブな内容なので、

苦手なかたは

読むのをお控えください🙇‍♀️



すごい前置き😅




この事業を始めた時の理由は

これまでも紹介させてもらったように


自分の産前や産後の体験、


こんなサービスあったらいいなぁという思いが強くなったこと


家事負担が減れば、家族の幸せな時間が増えると思ったこと


いま、必要としてる人の力になりたいこと


そして同じ思いをしてる人にそんな頑張らなくていいよというメッセージを込めたこと


みんなが子育てに関わっていけるようなしくみを作りたかったこと


サポートしたい人がわたし以外にもいるはず


自分の身近な人にお願いできるしくみがあったら

子育ての安心できる材料が増えるかなと



それから、自分が子育てをしながら

もっと自由にいろんな働き方があってほしいなど


どんどん出てきます笑


だから、やらない理由がなかったんです


ダメならやめればいい。

無責任ともとれるような発想で、


形にならない思いだけでスタートしたのが現実でした☺️



そして、これは実際に営業に行かせてもらう時


こういうサービスの必要性を訴える時にお話させてもらっていたのが、


わたしの生い立ちです



6歳で母が亡くなり、父子家庭になり

おもな養育者が高齢の祖母であったことでした


今でこそ普通に話せるようになりましたが

そのことを平常心で伝えられるようになるまで

20年以上かかったように思います💦


(その時の葛藤はまた長くなるので割愛します


厳しくも明るい祖母は

わたしにとって特別な存在でしたが


父は単身赴任だったこともあり

日常の家事は祖母だけでは難しく

小学生のわたしたちもやらざるを得ない状況でした


今でこそなつかしく

美味しいと感じるような祖母の作るご飯が

当時は口に合わないことが多く

こどもだけでパスタやラーメンを作って食べたり、おかしでお腹がふくれることもありました


祖母とだんだん食生活が離れていったので

親の目が行き届かなかったらこうなるわなという感じでした


そのことが不満だったわけではないです

むしろある意味自由。

身体にいいか悪いかは別として


だけど、普通の家庭のふつうのごはんにあこがれがありました

ごはんに限らず

両親が揃っていて、おじいちゃんおばあちゃんも住んでる賑やかな家庭は

自分がどう頑張っても手に入らないあたたかさがあって

うらやましくてしょうがなかったです


次の日の学校の準備

授業で使う必要なものがあっても

用意できなかったり、


体操服や給食服などの洗濯、

とくに冬は乾かすことに苦労したし


アイロンがけなんて出来ていなかったかもしれない


部屋の掃除など今思ってもあんまりしていなかったです


一番困ったのは身の回りのこと、

おばあちゃんにお願いできないようなことが増えて


誰かがやってくれたらいいなぁ

毎日そういう心配をしないで過ごせたらもっと違った子供時代を過ごせただろうなと思いました



そして、何よりもわたしにとって大きいのが

早くに亡くなった母のこと

記憶なんてほとんど数えれるくらいしかないし、一緒にいた時間の方が短い


それでもまわりの人が教えてくれたお母さんの人となりや出来事を

自分の思い出のように記憶しています


当時精神疾患をわずらっていたことは

後から知りました


真面目な性格で

大阪で団地に住み

こども3人いて、

父は仕事が忙しく

自分の実家にたまに帰りながらも

子育てにいっぱいいっぱいだったんだろうなということが


自分が親になって分かるようになりました


そして同じ状況なら、わたしは今よりもっとしんどかったかもしれないです



身近な人が亡くなった時

とくに自分にとって大切な人だった場合


自分にもなにかできることがあったんじゃないかと考える人は少なくないと思います


わたしも、

母が亡くなったことで

どうやったら亡くさずに済んだのかを

考えるようなくせが、いつの頃からかついていました


当時の精神疾患への理解が低かったこと

もう充分頑張っているであろう母へのまわりの叱責や


休むことが許されないような背景


自分の子でさえ

生きる希望にならなくなってしまうほど追い込まれる状況があることを


自分が親になってはっきりと見えてきました




先に親になった姉たちの子育てにも

関わらせてもらったけど


なんで、こんなに母親の役割が大きいのか

それでも大変ななかに楽しみを見つけたり、

自分を正すように子供と向き合う姿がありました


自分もまた子育てに孤立を感じ

女が家事育児をするという自分が持ってる固定概念に苦しみました


母親がとか、家庭がとか

誰が悪いとかじゃなく、


もうそういう世の中がおかしい(そこへの気づきはだいぶ割愛します


穏やかに子育てをするには何が必要かを考えるようになり、

どうやったら母のような人を救えたか、


自分に何ができるかを考えた結果が

ハートカドルでした


わたしは料理が特別上手だというわけではないし、

そうじも洗濯も特別な知識はない


子育ては、胸を張れるような経験もない


だけど、気持ちには寄り添えるかもしない

料理だったら少しだけできるかもしれない


本当にできるか分からないけど、できる範囲でやってみたい


そんな気持ちでした



多分、これまでわたしがブログに書いてきた

世の中をもっとーとか、

子育てがーとか

主語でかい表現してるのを


痛い人だと

思っていた人もいるはず


自分でもそう思う笑


それかすごい自信家!


でも本当は自信なんて全くなく、


おまけに自分でも間違ったことをしているのか

このまま続けていいのか分からない葛藤の中


この、母をどうやったら救えたかという原動力で奮い立たせてきた部分があります



それから、

いつかこういう考えに共感してくれる人が現れるはず

という願いも込めて🤲




幸い、

私の活動を応援してくださる方がいてくれたおかげで

なんとかやってこれて


利用してくれる方がいるから

形になってきて、

続けて来れて


色んな方との出会いのなかで、

頭の中の漠然としたでっかい思いだけの事業が

整理されて、

そして自分の立ち位置などが見えてきました




今では


個人で事業をしていると話した時に


1人でやってるんですか?と聞かれることがあっても


全く1人でやってる気がしない笑


一緒に活動してくれるサポーターさんがいてくれるのでと話をさせてもらうこともあるし


こういう形を作るのを手伝ってくれた人が

いるおかげで

1人でやってきた感は不思議とないです





それから目標にしてきた

寄り添うサービスの


寄り添うことの難しさ



口で言うのは本当に簡単なんだけど


これは一生答え出ないやつだと思います



自分の力不足も感じるし

まだまだ課題もある



だけど、


この半年くらいで


私の活動を知ってくださる方から

反応をいただく機会が増えて


「新聞見たよー!


頑張っとるねぇ!」


と、身近な方に言ってもらえるようになったことがすごく嬉しいです


そういう声に励まされて


次はこんな風にしようと

前向きな気持ちで取り組むことが、

これまで以上に増えました




最後に、

ハートカドルのあじさい


先日までドラマでやっていた「対岸の家事」でもあじさいがたくさん出てきましたね


どんな偶然?!と思いながら

なぜか私の活動も応援してもらっているような気持ちになっていました


アイコンのハートのあじさいは、

松江の月照寺で実際に撮ったもの


ちょうど今の時期、

雨ばかりで気持ちが沈んでしまいそうになるけど

色とりどりのあじさいを見ると元気になる!


場所によって咲く色味が変わるのもおもしろいし、その絶妙な色味が大好きです

見かけると、もしこのあじさいを色鉛筆で書いて塗るなら何色かな〜なんて考えたりします☺️


それから6月は母の誕生月でもあり

短くして終わった母の誕生日を直接祝ってあげることはできないけど、

ハートカドルを始めた日をプレゼントみたいにできたら素敵かなと

起業日を決めました



これを聞いて素敵!と思ってくれる人と

きっと、重い!!と思う人といることでしょう!


世の中そんなもんです!


私は、わたしの大切な人を大切にしていきたいので

こんなことも書いておきたいなと思いました


さてさて

ひとまずは、

身体を整えること🙏


体が資本



しっかり休んで


頭の中もすっきり!したい



エネルギー爆発な内容を

最後まで読んでくださって


またひとつ

ハートカドルのことを知ってくださって



ありがとうございました!!




 
 
 

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